「なぜ学生が"自己分析"という言葉を毛嫌いするのか」について解説してみようと思う。

著者:株式会社Via career

Via careerライターの永渕です。現在は、都内の大学に通う4年生です。大学2年生の夏に株式会社Via careerを設立し、2年間を経て、今にいたります。日常のこと、就活のこと、キャリアのことについて同じ学生目線から書いていきます。

01. なぜ学生が"自己分析"という言葉を毛嫌いするのか


先日、とある学生と新宿のカフェでインターンの相談を受けていて、

自己分析ほど、嫌いな言葉はない

という言葉になんとなく違和感を感じた。確かに、自己分析することが悪いことではないことは理解できるし、先輩や社会人の方からの話を聞いていても、尊敬する方は、常に自己分析をしている。実際、私も日常生活の中で自己分析をするよう心掛けている。

では、なぜ違和感を感じたのか。

よくよく考えてみると、この違和感は「自己分析はするべきだと思っているのに、なぜ"自己分析"という言葉を毛嫌いする学生が多いのか」という疑問からきていることに気付いた。さらに、その原因は、学生が相談する先輩や、社会人の多くが、就活で「自己分析は大事だ」と言いながら、そもそも"なぜ自己分析をすることが必要なのか"という学生の問いに対する、誰もが納得のできる"答え"を提供できていないからだろうと感じた。

02. 自己分析が大切な一つの理由


私の場合、長期インターン(半年)・起業(2年間)を通じて、社会に出てみて、仕事をしてみて、多くの社会人と話をしてみて、事業を立ち上げをやっていく中で、その答えが見えてきたような気がする。細かいテクニック的な話や考え方は人によって当てはまる人、当てはまらない人がいるので、共通して言える"なぜ自己分析をすることが必要なのか"という質問に対する答え(=自己分析をすることで得られる明確なメリット)について本日は語りたい。

今私が、持っている「なぜ自己分析をすることが大切か」に対する答えは、 嘘ではない、違和感のない目標を見つけるためだ。

就活をしていると、「"目標"を持っていること=良いこと」という就活の雰囲気を感じるが、こんなものは無視してよい。無理やり作った"目標"など、簡単に見抜かれ、共感も得られず、自分自身を動かす強い原動力にもならない。あくまで、自分の過去の経験(人に会ったとかもその一つ)、価値観をベースとした"嘘ではない、違和感のない目標"を見つけることが大切だ。

・"嘘のない目標"は、人の共感を呼び、動かす

社会に出て、人の共感なしでビジネスは成立しないと痛感した。一緒に会社をつくろうとメンバーに誘ったとき、サービスを使ってもらったとき、サービスすらまともにできてない段階で出資をしていただいたとき、事業を売却しようと思ったとき、ことあるごとに共感してもらい、いろんな人に支えていただいた。これらの共通点を振り返ると、自分が持っていた「貧しい人々を救えるだけの力をもって、実際に救える人間になる」という人生の目標、「当時、自分が与えてもらった"将来に対して、主体的に考え、行動するきっかけ"を必要としている学生に提供したい」という事業の目標を、素直に話していた時に共感していただき、支えてもらっていた。こういった経験から私は、常に自分の過去を振り返り、価値観をベースとした"嘘のない目標"を言葉にすることで、人に共感してもらうことができると学んだ。

就活においても、共感なしに内定はもらえないだろう。

・"嘘のない目標"は、自分を動かす

さらに"嘘のない目標"は、他人だけではなく、自分自身を動かす"実行力"となる。私の場合、中学時代には野球未経験でも「背番号1をもらいたい」、高校時代には「将来に対して、グローバルな環境で経営学を学ぶために、上智大学に入学したい」、大学時代には「将来のためのスキルと経験を得るために、起業してゼロから価値を出してみたい」という目標を持っていた。どんな時も、過去の自分・価値観から出てきた"嘘ではない、違和感のない目標"だったからこそ、「実現できる」という強い意志が芽生え、「そのために”いま”何をしないといけないのか」具体的に考える癖がつき、それが自分自身を動かす「実行力」につながった。

・"嘘のない目標"は、「なんのために働くのか」につながっていく

就活は、人生を左右する大きな節目であり、自分の将来や人生について真剣に考えるチャンスでもある。だからこそ、企業説明会・ES・WEBテスト・グループディスカッション・面接、「こんなことで評価されたくない」、「くだらない」とどれだけ思っていたとしても、"就活終了!"といえる最後の最後まで、必死で頑張るべきだと思う。

学生から社会人になること。それは、「社会をつくる側になること」でもある。これから始まる社会人生活を通して、社会とどのような形で繋がっていたいのか、社会と関わりながらどんな人間になっていきたいのか、についてぜひ深く掘り下げてみる。こうした自己分析を幾度か繰り返していくうちに、一番大切にしたい、価値観、そして"嘘のない目標"が見えてくるだろう。"""

就活やインターンシップを始めようと考えている人は、今一度"嘘のない目標"がなんなのか、そしてその"目標"を本気でかなえたいのか考える時間を作ってほしい。一人で考えても何も出てこない人は友人と一緒してみてもいい。Via careerでは、どのように自己分析をしていけばよいのかの方法も踏まえて、そういった"嘘のない目標"を一緒に考える場を設けているので、ぜひ一度足を運んでほしい。

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