【業界研究】アパレル業界の基本構造は一体どうなってるの!?

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  • 市場規模
  • 仕事内容
  • 現状
  • 海外
著者:株式会社Via career

早速ですが、みなさんは「消費の二極化」という言葉をご存知でしょうか?
自分の好きなものやこだわりの強いものは少々価格が高くても購入するが、それ以外のものはなるべく支出を抑えるために安価なものを選ぶ。こういった消費傾向を「消費の二極化」と言います。

そして今、この消費の二極化が強まっている業界こそが「アパレル業界」です。消費者のニーズが多様に変化し、いかに顧客が求めるニーズに応えられる商品を創り出すかがカギになっている一つの業界です。

今回は、そんなアパレル業界の現状を踏まえながら、全体的な構造を見ていきましょう。

国内市場はおよそ9兆円。そして構成される3つの市場。


まず日本国内におけるアパレル業界の規模はおよそ9兆円になります。明治維新の時代から産業として発足し、1990年代後半から2000年代前半にかけては11兆円にもなった市場は、海外のファストファッションの参入が主な原因で現在にまで縮小しました。

そんなアパレル業界ですが、中身を見ると3つの市場から構成されています。

価格毎に分かれており、上から順に見ていくと、

・ラグジュアリー市場 [Hermès・Gucci・ルイヴィトンなど]
・トレンド市場 [BEAMS・UNITED ARROWSなど]
・マスボリューム市場 [ユニクロ・しまむら・無印など]

となっています。よく聞くブランドも市場ごとに分けると、これら3つの市場に分けることが出来ます。
さらに各市場を規模ごとに見ると、ラグジュアリー市場は1兆円、トレンド市場が2.6兆円、マスボリューム市場が5.3兆円となっています。

アパレル業界の主な仕事内容とは?


次にアパレル業界の主な仕事内容を見ていきましょう。

■ 販売・ショップスタッフ
販売・ショップスタッフは、高級ブティックをはじめ、ファッション専門店、百貨店の中の服飾ショップや個人経営の店舗などで勤務します。主な仕事は、店舗での接客やレジ販売、商品がそろっているか、衣服が綺麗にたたまれて配置されているかなどのチェックです。

■ マネージャー・店長・店長候補
マネージャー・店長・店長候補の仕事は、店舗スタッフの指導を行うとともに、店舗の責任者として集客力のある店舗作りをし、売り上げや利益を伸ばすことです。まず、販売員の先頭に立ち、スタッフに接客のお手本を示すことも重要な役割です。

■ デザイナー
ファッションデザイナーはその名の通り、デザイン画作成や縫製仕様書、指示書制作、素材選定、メーカーへの指示、サンプル依頼、サンプル修正、コスト交渉、納期管理、パタンナーへの指示などを行います。

■ 生産管理
アパレル業界の生産管理は、販売計画に基づき、人や設備などから生産能力を計算して、製品の製造までの一連の流れを管理するのが仕事です。工場に対し、品質や原価、納期の目標を計画し、具体的に指示します。

■ パタンナー
洋服を作る際に、ファッションデザイナーが描いた平面のデザイン画をもとに、立体的な形で洋服の型紙(パターン)を起こし、サンプルを制作するのがパタンナーの仕事です。着心地やシルエットを考えて作成しなければならず、少しのズレで着心地が変わってきてしまうので高度な技術と知識が求められます。

■ 在庫管理・商品管理
在庫管理・商品管理の仕事は、生産された製品の管理はもちろん、在庫量を把握して、在庫切れや過剰在庫をなくし、適正在庫を確保し、在庫品の破損や減耗をなくして品質保持することです。

■ バイヤー・仕入業務
バイヤー・仕入れ業務は、生産元から売れると思う商品を見極めて買い付け、店に並べるのが主な仕事です。買い付ける商品は洋服、靴、宝飾品、家具、家電、雑貨、食品など様々あります。

■ MD・マーチャンダイザー
MD・マーチャンダイザーは、アパレルメーカーや百貨店、量販店などで、商品開発から販売計画、予算管理などを総合的に管理します。市場調査を行ったり、売り上げ動向を分析したりして新商品の開発計画を立て、商品開発後には販売促進活動も行います。時には商品を仕入れるバイヤーのような仕事や、広告制作や商品の売り出しに関する企画をすることもあります。

(ファッション・アパレル・コスメ図鑑から)

業界全体の今後の行方は?


さて、ここまでアパレル業界の市場規模や構成、そして具体的な業務内容を見てきました。現状としてZARAやH&Mなどのグローバルなファストファッションプレイヤーの新規参入により国内の市場が縮小し、今後も横ばいもしくは微減していくと予想されています。

もちろん原因としては、人口減少や冒頭に述べた「消費の二極化」、さらに付随して先述した低価格なファストファッション系を選ぶ人が多くなったことなどが挙げられます。

こういった状況の中で、アパレル企業が生き残っていくためのキーワードとなるのが、「海外戦略」「ブランディング」です。
海外戦略と聞くと、もう当たり前のように聞こえますが、やはりこれから生き残る上では重要なカギになります。現在日本のアパレル市場はアメリカ、中国に次いで第3位ですが、2020年にはロシア、インドに追い抜かれ、第5位になると予想されています。やはりそうなると、海外シェアを獲得しに行くことは必須になってきます。特に中国のアパレル市場をいかにしてシェアを獲得するかが肝になると言われています。
そして次がブランディングです。冒頭で述べたように、現代は消費者のニーズが多様化しています。だからこそ、そういった消費者のニーズに対して的確に訴求するブランド作りが企業にとって重要になります。そうすることで、消費者の価値観を満たすことになり、長期的にシェアを獲得することに繋がると見込まれています。

改めて、「海外戦略」と「ブランディング」。こういった現状の中であるからこそ、今後のアパレル企業に注目が集まっています。

(「アパレル市場を科学する」から)

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