【留学経験者インタビュー】小杉浩之さんのセントジョーンズ大学(ニューヨーク)への留学経験談「世界中の同世代の友人と深くつながることができるのは、留学の大きな魅力の一つです。」

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著者:株式会社Via career

【お名前】小杉 浩之 
【所属大学/学部学科/学年】上智大学 経済学部経済学科3年
【留学先/大学/学部】アメリカ ニューヨーク/St john’s University(セントジョーンズ大学)経済
【期間】2015年8月下旬 〜 2016年5月上旬
【言語/資格】TOEFL 69

Q1. 「海外留学」を考え始めたきっかけや目的を教えていただけますでしょうか?


小学生の頃に見たハリーポッターの世界観に衝撃を受け、その時から自分の知らない世界への憧れを抱き、海外への興味を持っていました。そして、大学2年生の夏に行かせてもらったカリフォルニアでの短期語学留学の経験から、【英語力を磨き、自分の知らない考えを持った人たちともっと深い部分で関わり合いたい】、また【海外で生活し、人間的に自分を成長させたい】と考えるようになり長期留学を決意しました。

Q2. 留学するにあたって、なぜその国、その大学、その専攻を選んだのでしょうか?


私は現在ニューヨークに留学しているのですが、ニューヨークを選んだ理由として、大きく3つあります。一つは【もともとアメリカの文化が好きだったこと】、二つ目は、【多くの人種が集まる地で生活したい】、三つ目は、自分が大学で経済を学んでということもあり、【世界経済の中心と呼ばれるニューヨークで経済を学びたい】という思いから国、地域を選びました。

またセントジョーンズ大学を選んだ理由は大きく二つの理由があります。一つは、国際色がとても豊かで、様々な国籍の人と関われるという点。もう一つ、自分の留学の目的として、英語力の向上があったので、「とにかく日本人が少ない環境を」ということで大学を選びました。留学しても日本人がいると日本人とばかりいる人も多いと聞いていたので、今思うと日本人がほとんどいない環境というのは非常に大切だと思います。マンハッタンまで一時間ちょっとで行けるという立地も魅力的でしたね。

Q3. 留学する前の海外経験はありましたか?


大学二年の夏休みに短期語学留学プログラムという形でカリフォルニアの大学へ一ヶ月留学しました。昔から憧れていた海外での生活をしたいという思いと英語力の向上を目的に行きました。

それまでは、漠然と海外に行きたいと思う程度だった動機が、この留学経験を通じて、より具体的なものになったと思います。正直、このときの英語力は高くありませんでしたが、何故か魅力的だと感じる人に多く出会い、【語学力も大事だが、人間性があってこそ人は惹きつけられるもの】だと強く感じましたね。

Q4. 海外留学に行くまでの具体的な流れと海外留学までに準備したことを教えてください。


【海外留学を決意してから、実際に出国までの流れ】
大学入学当初から留学に行きたいという思いはあったものの英語の勉強はほとんどせず、成績だけは出願条件を下回らないように意識をしていました。

そして、大学2年の夏に行った短期留学の帰国後に長期留学を決意し、そこからTOEFLの例題集を何度も解き、TOEFLを受験しました。スコアを受け取ってから、出願可能な大学の情報を集め、10月の初めに長期留学に出願し、12月頃に留学に行けることが決まりました。翌年の1月頃にアメリカの大学に出願届け等を送り、3月頃に入学許可書が届き、そこからはほぼ毎月のように留学先のコーディネーターからメールで必要書類の提出(財政証明書や健康診断書等)、寮や授業登録など様々なことに関する連絡が続きました。そして、大学3年の8月末に留学生活がスタートしました。

【留学への準備】
― 英語以外で準備したことを教えていただけますでしょうか?具体的な費用と留学先が決まった後、その学校へ提出する必要書類(寮や授業登録、財政証明等)

英文成績証明書、英文残高証明書、教授からの英文推薦書、健康診断書、各予防接種書類、ビザ取得、海外旅行保険への加入手続き、航空券、奨学金応募、授業登録、家探し等を出発する半年前くらいから行いました。
必要書類が多く、どれも大切なため、漏れがないように携帯のメモ帳に書き、毎朝確認するようにしていましたね。私は留学先の不備により、ビザの発行が遅れ、留学出発の3日前にビザが届いたというとてもヒヤヒヤする経験をしました。なので、ビザの申請は最優先事項としてなるべく早めに済ませることをお勧めします。

費用に関しては、準備だけで30万ほど(海外旅行保険16万、予防接種1万、健康診断2万、航空券10万)と留学へ払う費用100万ほど(寮60万、食費30万、保険8万、その他2万ほど 一学期分)を支払いました。寮やミールプランはかなり高額なため、本当に必要かどうかしっかりと考えた上で決断することをお勧めします。

― 英語の準備はどのように行っていたのでしょうか?
携帯に海外ドラマを入れ、通学中に英語字幕でよく見ていました。また、隙間時間に英単語帳を眺めるよう心がけていました。

― TOEFLテストのスコアは何点以上必要でしたか、またスコアアップのためどのような勉強をしましたか。
交換留学に出願するためには最低TOEFL60点が必要でした。TOEFLは慣れが肝心と聞いていたので、私はTOEFLの参考書にある問題を何度も解き、出題傾向を掴むようにしていました。TOEFLは会場の雰囲気も独特なため、慣れるために何度も試験を受けるのが望ましいのですが、かなり高額なため参考書をうまく使う必要があります。

また、私は大学のキャンペーンか何かで無料で試験を受けられる時があり、一度無料で受けることができました。留学は小さな情報集めが鍵となるため、こまめに大学の留学関係のページや留学サイトをチェックしておくとお得な情報が拾えることが多いです。

Q5. 留学中のエピソードを教えてください。


― 留学中に一番苦労したことは何でしょうか?
相手の話が全く理解できないという状況に一番苦労しています。正直、友人たちと会話をしていても話すスピードが速く、何を話しているのかが全くわからず、会話に入れないシチュエーションが多々あります。ただ、そのような状況の中でただ単に黙っているのではなく、どう振舞ったら言葉があまり通じない私のことを好きになってくれるかを考え、積極的に質問をしたり、大声で笑ったり、相手が必要としていることを察するようにしたりといった行動をしています。

― 留学してよかったと心の底から感じた瞬間はどういったときでしょうか?
友人と話していく中で、日本や世界、そして自分自身のことを客観的に見られるようになり、価値観が広がった】と感じられるようになったことです。日本にいた時では考えもしなかったような質問を受けたり、日本人とは違った習慣をもつ人々と生活を共にしていく中で、ハッと気づかされることがとても多いです。留学をしてから、より物事を広く、深くそして違った角度から考えるようになりました。

また、【人の温かさを感じることが多くなったこと】です。留学生活は基本的に自分から何か行動を起こさなければ、孤独で寂しいものです。しかし、一歩踏み出せば、出会いが広がり、楽しい時を一緒に過ごすことができます。最初は誰も頼る人がいない環境の中で、自分で考え、行動することで、出会う人たちのの温かさや優しさ、繋がりの大切さに気づけるようになりました。

― 海外インターンでも、旅行でも、ワーキングホリデーでもない。”留学”だからこそ得られたものを教えていただけますでしょうか?
世界中の同世代の友人が沢山できる】という点です。海外インターンとワーキングホリデーは経験した事ないのでわかりませんが、旅行で出来る友達よりも遥かに深い関係性の友人を作れ、将来のことやお互いのこと、お互いの国のことについて深く語り合ったり、一緒に遊びにいったり、勉強したりと、学生生活の同じ時間を共有した仲間はかけがえのない存在です。

Q6. 留学する前に、”もっとこうしていればよかった”と思うことはありましたか。理由も一緒に教えていただけますでしょうか。


大きく3つあって、一つは【英語の勉強は出来る限り日本で済ませ、ある程度話せる状態で留学に行くこと】です。英語のスキルが高ければ高いほど、会話の質も上がりますし、授業や勉強でも得られる情報量とスピードが格段に違います。会話から入る情報が多いので、スピーキング、リスニング力を主にそして語彙力を高めておくことをお勧めします。

二つ目は、【事前に留学経験者、特に自分が行く予定の大学の留学経験者と知り合っておくこと】です。住むところや授業を決める時や、留学生活の過ごし方など、インターネット上で得られることはかなり限られています。実際の留学経験者から直接お話を聞いていれば、調べる時間がかなり短縮され、より正確な情報に基づいて、選択ができるようになります。

最後に、話せるネタを多く作っておくことです。具体的に言えば、アメリカのドラマやスポーツ、音楽などに詳しければそれだけ話の入り口も増え、友人の輪が広まるし、留学生活もより楽しくなります。

Q7. 留学する前に”やっていてよかった”と思うことはありましたか。理由もお願いします。


その時にしかできないことを思いっきりやっていたことです。英語は留学してから何とかなるだろうと信じ込み、私は英語の勉強にあまり時間をかけず、当時やっていた団体活動やゼミ活動、長期インターンなどその時にしかできないことをしっかりとやるよう心がけました。

英語の勉強はもっとやっておけば良かったとは思いますが、留学を気にしすぎて目の前のことに手がつかなくなることは良くないと思います。

Q8. 留学したことで自分のキャリアや将来にどんな影響がありましたか?


ニューヨークという「世界一発展した都市」に留学させていただいたからこそ、「経済的な豊かさと精神的な豊かさはイコールではない」ということを肌で感じることができ、より社会の流れや仕組みをより専門的に勉強したいと思うようになりましたね。具体的には、なぜ資本主義のシステムが数百年も続いているのか、このシステムはどのように動き、人々はこのシステムの中で生きていることをどう感じているのか、本当に精神的に幸せになるにはどうしたらいいか等の疑問を持つようになりました。

留学したことで、自分自身もっと社会の仕組みや構造を理解した上で、人間の本当の幸せを追求するためには、自分に何ができるのか、何をしたいのかを考えていくことが大切であり、今後のキャリアを選ぶ上で一つの基準にしていきたいと思うようになりました。

Q9. 今後の展望(帰国後とご自身の夢など)についてお聞かせください


卒業後は、【日本そして海外で仕事をし、社会の流れや仕組みをより深く学びたい】と考えています。
経済活動を通して、社会の流れや仕組みを学び、人々にとって何が本当に大切なのかを考え、最終的には人々の精神的な幸せに貢献できる仕事ができたらと思います。

また、誰よりも人に温かく、人を理解できる人になりたいです。留学生活で沢山の人に助けられ、温かく接してもらってきたため、今度は自分がそのような温かい人間であれればと思います。

Q10. 最後に、これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします


留学をしてみたいという思いがあるならば、まずは行動することをお勧めします。「何となく留学に憧れているけど、費用とか就活とか考えたら…とマイナス面ばかり上げ、詳しいことも調べず、日々の生活に追われ、結局留学に行かずに大学を卒業」という人が多くいるかと思います。

もしこのまま何もせずイメージだけで留学を諦めて、そして後悔するのがとても嫌だと思うのなら、まずは調べる、人に会う、勉強するなど今すぐ行動して、一歩前へ踏み出して欲しいです。そして、自分の意思で決断することをお勧めします。沢山悩むこともあるかと思いますが、連絡をしてもらえればいつでも相談に乗ります。少しでも、留学を考えている人の役に立てれば幸いです。

小杉さん!インタビューご協力いただきありがとうございました!


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