【留学経験者インタビュー】曽山祐貴さんのノルウェーNHH経済大学への留学経験談「日本で準備できることは全てやっておく」

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著者:株式会社Via career

【お名前】曽山裕貴 (そやま ゆうき)
【所属大学/学部学科/学年】立教大学経営学部国際経営学科3年
【留学先/大学/学部】ノルウェー、NHH経済大学、経済学部
【期間】2015年8月〜2016年7月
【言語/資格】 TOEIC 870 TOEFL80

Q1. 「海外留学」を考え始めたきっかけや目的を教えていただけますでしょうか?


高校一年生の時に、親にニュージーランドのホームステイに行かせてもらったのがきっかけです。そこで出会った人々の優しさ、そして物事の考え方に自分が大きく影響され、世界の広さを感じました。その後は、このような人々ともっと自由に話してみたい、コミュニケーションを取れるようになりたいと思い、高校生のころから大学での交換留学を決意し、勉強してきました。

Q2. 留学するにあたって、なぜその国、その大学、その専攻を選んだのでしょうか?


現在、ノルウェーに留学しているのですが、もともと北欧に興味がありました。というのも、【日本と全く違う税金のシステム、人口、自然環境、教育制度】と、実際に自分が一年間身を置く場所として、非常に興味深い土地であると感じたためです。また、そういった全く違う環境に身を置くことで、逆に日本の良さや悪さが比較され、くっきり見えてくるのではないかとも思ったためです。ノルウェーはその中でも自然が得に多く、勉強以外のアクティビティーが非常に充実しているため、魅力的でした。

経済大学を選んだ理由としては、今まで大学で経営学を三年弱学んできた結果、非常に実践的な学問だと感じました。もともと経営学は学術的な勉強がメインの経済学から派生してできた学問です。そのなかで経済学を勉強すれば、自分の経営学の学びがよりいっそう深まるのではないかと思い、この学部にすることを決意しましたね。

Q3. 留学する前の海外経験はありましたか?


父の転勤で生まれてからすぐにオランダにわたり、一年ほど生活し、一時帰国後、三年ほどフランスで生活していました。現在、海外での食事に全く苦労していないのは、幼少期のこの経験があったからではないかと思います。

また、高校一年生のころにニュージーランドに10日間ほど短期留学をしました。これは語学留学です。この体験に大きく影響され、大学での海外留学を決意しました。大学一年生の時には、立教大学のプログラムでオーストラリアに一ヶ月短期留学をし、ここでは英語でビジネスを学ぶという目的で参加させていただきました。その他は、春休みなどの長期休みを利用して、比較的低コストのアジアの旅行をしましたね。

Q4. 海外留学に行くまでの具体的な流れと海外留学までに準備したことを教えてください。


【海外留学を決意してから、実際に出国するまでの流れ】
高校生の時から大学での海外留学を決意したため、まず大学選びの際に、「大学自身が留学に対して積極的な大学であるのか」、というところをまず重視しました。また、学部を選ぶ際に、将来自分が会社で働いていく中で得に役に立つ学問を学びたいという気持ちがあったため、「より実践的な学問である経営学部」を志望しました。

大学に入学してからの一年は、とにかく学部での勉強に集中していましたが、学部が国際経営学科ということもあって、大学の授業で英語を学ぶ機会があり、その点ではTOEFLなどの勉強の助けにはなりました。二年生からはゼミに入り、生活がゼミ中心の生活になってしましましたが、その時からTOEFLを受験し始め、【自分の実力と海外留学に行くための最低ラインとの差を数字で把握し、そこから何を勉強すればよいのかを明確化】し、勉強してきました。夏休み後まで、なかなか時間が取れませんでしたが、秋頃からは勉強の要領がつかめなんとか海外留学へ行く際のスコアを取ることができました。

スコアを取ることに苦労していたため、「留学先の情報収集は比較的遅かった」と思います。秋頃に、海外留学経験者とお話しさせていただく機会があり、北欧の大学へ行くことに興味を持ちました。そして冬に最後のTOEFLを受験し、スコアを大学に出願しなんとか北欧への留学を獲得することができました。
留学先が決まってからは、逆に日本で限られた時間でたくさんのことを経験し、“北欧留学“をテーマにして人脈をたくさん作ることに専念しました。その結果Slush Asiaに参加し、北欧での旅行を個人企画している方などと、北欧を中心にたくさんの方々にお会いさせていただきました。また、自分と同じ派遣先の大学に留学していた先輩方とも仲良くなり、具体的な生活のイメージを早くから掴むことをしました。

【留学への準備】
― 英語以外で準備したことを教えていただけますでしょうか?具体的な費用と留学先が決まった後、その学校へ提出する必要書類(寮や授業登録、財政証明等) 基本的には、留学先のコーディネーターからのメールが送られてくるので、そのメールの指示にしたがって、必要書類を準備しました。漏れがないようにエクセルで提出期限などが載った表を作成し、進捗具合を親と共に確認しながら進めていきました。必要な書類は。留学での健康保険、寮、留学先の滞在許可証です。授業登録に関しては、私の留学先の大学は特殊で、授業を約一ヶ月間自由に受ける期間があり、それをもとに授業登録を一ヶ月かけて行うというシステムであるため、事前に登録することは得にありませんでした。

費用に関しては、交換留学であるため1年分の学費を立教大学に払います。寮は一ヶ月約6万円、食事の費用も月によって前後しますが、同じくらいかかります。教科書が1万円ほどするものが多いので、オンラインで無料のものを見つけるか、友達に売ってもらうかなどと工夫して費用を抑えました。

― 英語の準備はどのように行っていたのでしょうか?
本をなるべく和書ではなくて、洋書で読むことを意識して勉強しました。また、大学受験の単語帳と文法書を使い英語の基本的な漏れがないようにしました。

― TOEFLテストのスコアは何点以上必要でしたか、またスコアアップのためにどのような勉強をされましたか?
最低70点以上は必要だったと思います。しかし、点数高くとっておくことに無駄はありません。私は基本的な文法や単語を忘れがちであったため、大学受験の単語帳と文法書、あとはTOEFLの例題集を使って勉強してきました。TOEFLは慣れてくると自然にスコアが取れるテストでもあるので、複数回受験するといいです。しかし、とても費用がかかるため自分で稼いだお金でテストの料金を支払う時もありました。

Q5. 留学中のエピソードを教えてください。


― 留学中に一番苦労したことは何でしょうか?
まだ留学は半期ほど残っていますが、一番苦労したことは”大学の授業”ですね。具体的には、今まで学んできた経営学ではなく、経済学を勉強しているため、まず経済学を英語で理解するところから始めないといけなかったところです。また、課題が頻繁に出されるため、課題を片付けることに必死になり、別の勉強の時間が全く取れないということもありました。留学では、語学面での成長も目的としているため、学校の勉強ばかりに時間を取られてしまっては成長しないと考え、疑問が見つかったらすぐに仲のいい友達と教授を積極的に頼るなど、なるべく効率的に課題を終わらせるようにしました。

― 留学してよかったと心の底から感じた瞬間はどういったときでしょうか?
私の留学している大学は、寮や大学で生徒間の交流が盛んに行われているため、他の国からのたくさんの人々と会い友達になることができます。その中で将来のことについてたくさん話を聞いてもらい、アドバイスしてもらう機会がありました。日本人と全く違った考え方をもつ人々と生活をしていくうちに自分自身の価値観が大きく変わったことは、留学してよかったと思うことの一つですね。

また、日本でなかなかできない趣味がたくさんふえたことです。僕の生活しているノルウェーのベルゲンは海と山に囲まれている港町です。天気のいい陽にはハイキングに出かけることが多く、よいリフレッシュになります。また、大学が運営しているヨットクラブに入り、セイリングも一つの趣味になりました。

要は、新たな趣味がたくさん増え、狭い視野の中で生活していた自分に気づき、今まではっきりしていなかった自分の将来像がだんだんと見えてきたことが留学をしていて心からよかったと感じた時だと思います。

― 海外インターンでも、旅行でも、ワーキングホリデーでもない。”留学”だからこそ得られたものを教えていただけますでしょうか?
一番大きいのは、留学先でできた” 世界中の友達”だと思います。語学留学ではないため、彼らは英語がある程度のレベルがあります。そして、そのレベルは日本と比べると、圧倒的に高いです。その前提があり、さらに彼らは非常にメリハリがある学生です。遊ぶ時は思いっきり遊ぶ。勉強するときは真面目に勉強する。自分と同じ環境にあるのにもかかわらず、あらゆる面での劣等感を感じたことで逆に自信モチベーションに繋がり、様々な面でこのような人たちに負けてられないという気持ちになりました。

Q6. 留学する前に、”もっとこうしていればよかった”と思うことはありましたか。理由も一緒に教えていただけますでしょうか。


やはり【語学力の面】で後悔がありました。コミュニケーションや授業の基本となるのは言語ですし、それが少し劣っているだけで学べる量は格段に違います。留学をして半期が経ち、授業も理解度が増してきていると実感していますが、その要因は語学力の向上だと思います。
その語学力がもっと早くからついていればと考えれば前期の学びもより一層深まったかもしれません。語学力の向上は日本でも準備できるので、留学する前にある程度の英語力(スピーキング、リスニング、ライティング、リーディング)を身に付けて置くことをお勧めします。

Q7. 留学する前に”やっていてよかった”と思うことはありましたか。理由もお願いします。


【留学を経験した人、留学をこれからする人と留学する前になるべくたくさん知り合うこと】だと思います。留学先の過ごし方の参考にさせていただくいい機会になりますし、留学中フェイスブックなどを通して近況をお互いに報告しあうだけでも自信のモチベーションになります。

また、日本について勉強して良かったと思います。会話の中でも必ず日本について聞かれる場面がありますし、自分がその時にちゃんと知っていると友達との会話も弾みます。

Q8. 留学したことで自分のキャリアや将来にどんな影響がありましたか?


ファーストキャリアかどうかわかりませんが、海外で就職することに興味が湧いてきました。海外での生活に慣れ、ヨーロッパの文化、経済をもっと知りたいと興味が増したのと同時に、自分の可能性を大きく感じるようになったためです。また、経済学を勉強していくにつれ、経営学ではなく経済学の大学院を志望するという、学問の視野が大きく広がりましたね。

Q9. 今後の展望(帰国後とご自身の夢など)についてお聞かせください


費用と学力の相談となってしまいますが、学士を終えてからは海外の大学院に進学したいと考えています。今まで学士で三年ほど勉強をしてきた結果、もっと専門的な分野を深く勉強したいと感じるようになりました。海外の大学院は学部の種類も豊富ですし、教育のシステムも様々です。
また、大学院生として一つの分野を極めることで将来のキャリアがより一層明確になり、実際に社会に出た時自信の学んだ分野において大きな強みを発揮出来るのではないかと考えています。

Q10. 最後に、これから留学を考えている人へのメッセージをお願いします


”海外”というキーワードが頭の片隅にあるならば、迷わず留学することをお勧めします。自分の価値観、考え方が良い意味で大きく変わる経験になるでしょう。確かに費用はかさんでしまいますが、日本でたくさんの奨学金のシステムもありますし、現地でも過ごし方によっては工夫して費用を抑えることもできます。

しかし、留学はあえていえば人生のモラトリアムです。なまけようと思えばいくらでもできますし、旅行も費用と時間さえ許せばいくらでもいけます。時間はあっという間です。1日1日後悔がないように、いかに生産的に過ごすことができるのか毎日が自分との闘いです。

以上の私の経験が、これから留学を考えているみなさんの少しでも役に立てれば幸いです。

曽山さん!インタビューご協力いただきありがとうございました!


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