【上智大学フライングディスク部】アルティメット日本代表の勝田さんにインタビュー!自分が積み上げてきた努力がいつしか自信にかわる。

  • 上智大学
  • フライングディスク部
  • アルティメット
  • 日本代表
  • 体育会
  • 部活動
  • 経験
  • 就活
著者:株式会社Via career

【お名前】勝田竜馬
【所属大学/学部学科】上智大学理工学部4年
【所属体育会】 上智大学フライングディスク部
【内定先の業界】 不動産業界
【大学時代の主な活動内容】研究室、部活動

Q1. アルティメットはいつ頃から、どういった経緯で始められたんですか。


大学に入ってからですね。高校までバスケットボールをしていたのですが、もっと強いチームで、かつ自分自身がNo1になりうる競技に挑戦したいという思いから、大学で新たに部活を探しました。そのときにちょうど上智大学のフライングディスク部の新歓に参加して、大学から始めている学生がほとんどでありながら、前年度には日本一を経験していると聞き、入部することを決めました。

― 実際にやってみてどうでしたか。
やってみたら、すごく面白かったです。アルティメットという競技を少し説明させていただくと、アルティメットは、バスケットボールとアメリカンフットボールを合わせた様な競技で、フライングディスク(いわゆるフリスビー)を用います。100m×37mのコートでコートの両端から18m以内はエンドゾーンと呼ばれ、7人ずつ敵、味方に分かれて一枚のディスクを投げ、パスをつないでエンドゾーンを目指すスポーツです。エンドゾーン内でディスクをキャッチすれば得点が記録されるようになっています。

投げる・飛ぶ・取る・走るという、あらゆる動作が必要になってくるので、これまで感じたことのない面白さがありました。

― これまでの活動実績をお伺いできますでしょうか。
1年生の頃は先輩方の試合を見ている時間が多かったです。冬あたりから試合に出場させていただいて、2年生の夏にレギュラーに昇格しました。1年の夏に日本一を経験しています。3年生の春には、北海道、関東、中部、九州、沖縄の各選抜が競う大会で関東地区の代表に選出していただきました。3年生の冬にU23の日本代表に選んでいただき、4年生の7月に世界大会で3位入賞。4年の9月にアジア・オセアニア・アルティメット選手権(U19,U23,A代表のWorld games(オリンピックみたいなものです))に出場し、今は香港で開催される世界大会のA代表の選考を受けています。

Q2. モチベーションを保つために意識していたこと、また部活動と日本代表での試合での違いを教えていただけますでしょうか。


モチベーションを保つために意識していたこととしては、「常に外に目を向けるようにしていましたね。」内ではなく、外にライバルをつくる。そういった意味で日本代表に入って、同期や先輩の方々から刺激を得ることは自分にとって非常にプラスでした。中々海外の代表と試合以外で接点があまりないので、”日本代表の中でのライバル”の存在は大きかったです。自分の成長が止まっていると感じた場合は、社会人のチームに連絡して、練習に参加させていただくなど、とにかく外を見るように意識していました。

あとは、限られた時間の中で活動しないといけないので、帰りの電車と行きの電車で必ず前回の試合や練習の振り返りをするようにはしています。

大学と代表の違いとしては、役割の違いを感じます。大学の部活動では点を取って、チームをリーダーとして引っ張ることが自分の役割だと思っています。ただ、代表では、経験を積んだ年上の方が多いので、若手としてとにかくコート上を走って相手を揺さぶる、また声を張り上げるといったことが自分の役割になります。

チームスポーツである以上、試合に出られる人と出られない人がいます。それぞれに出来る事が確実にあるので、”自分の役割を考えよう”とメンバーに伝え、引っ張るときもあれば、自分自身がサポートするときもある。その場に応じて、自分に何が求められているのかを考え、臨機応変に自分の役割を変えるようにしています。

― 途中でやめたいと思ったことはありますか。
あります。1年生の冬までは、試合にでられない時期が続いたので、モチベーションも下がり、中々成果も出ませんでした。ただ、1年生の秋あたりから外部との交流が増えてきて、他大学の同期と色んな話をするうちに刺激をもらい、自分を奮起させていました。

Q3. 辛いこと悩むことに対して、どういう意識で取り組んでいますか。


とにかく考えて、考えて、考え抜く、そしてそれを実行に移すことです。部活動は誰かに言われてやるものではないので、自ら考えない限り成長はしません。またアルティメットは発展途上のスポーツということもあって、練習メニュー、自分に足りないもの、チームに足りないものを常に考えています。代表の試合でも、身体的なハンデがあるので、そこに対してどういう戦略で勝負すれば、勝つことができるのか。とにかく試合前だけでなく試合中も頭を使うことが非常に多いです。

もう一つ意識していたこととして、メンバーとの”コミュニケーション”は頻繁に取っています。アルティメットは7人でやるスポーツなので、一人だけではうまくいきません。仲間を活かすうえで、互いの得意なところ、不得意なところは事細かに把握するようにしています。

Q4. 勝田さんご自身が大学での体育会活動を通じて、最も「変わったな」と思うことは何でしょうか。


一つは、精神的な自信ついたことですかね。上智大学入学時にゼロの状態からアルティメットを始め、日本代表になることができたのは大きな自信になりました。「日本代表での一点差ゲーム」や、「日の丸を背負って、常に結果が最も求められる環境」を経験させていただいているので、今はプレッシャーを楽しむことができるようになったと思います。

もう一つは、思考力です。自分に何が足りないのか、そのために何をしないといけないのか、チームが勝つために、どうメンバーを巻き込み、どうすればいい方向に持っていけるか、どういうコミュニケーションを取るべきなのかなど、とにかく常に頭と体を動かしてきたので、その分、物事を考える深さや幅、引き出しが増えたと感じています。

Q5. 学校との両立はどのようにしているのでしょうか。


上智大学フライングディスク部の場合、練習は昼休みや放課後に行い、試合や大会が週末に多いです。定期試験の準備ができないこともあるので、勉強は先回しにしないことを心がけています。

また、研究と部活、日本代表、就活という環境の中、時間管理体調管理は工夫しています。昼にうがいを毎日する。3食しっかりと食べる。けがをしたときはタンパク質を多めにとる。サプリメントを大会前に飲み続ける。といった当たりまえのことをしっかりと習慣にしています。

Q6. 少し就活・就職についてのお話しを聞かせてください。まず「体育会の学生は就活に有利」と、よく言いますがそれについてはどう思いますか。


当たりまえのことですが、体育会に所属していた = 就職に有利になるのではなく、体育会での活動を通じて、日々目標に対して努力し、結果を出した経験が、結果的に企業側に評価されると考えています。これは、勉学、長期インターン、学生団体、サークル何においても言えることではないでしょうか。

体育会の場合、結果を出すために自分で考え・行動する時間(コミットメント)が、他の学生より圧倒的に多い(四年間:週5-7で活動している)ので、就活のときによく聞かれる【学生生活】の質問に対して、経験として言えることも多く、四年間一つのことを継続していく中で身につく、「常に自分で考え行動する習慣」は、何事においても生かされてくるのではないかと思っています。(あくまで想像ですが…)

― 勝田さんの就活の流れを教えていただけますでしょうか。
スタートは3月で、父親が不動産の会社を経営していることもあって、不動産・ゼネコン関係の会社を中心に見ていました。最終面接が4月にあったのですが、それまではリクルーターの方についていただいて、アドバイスをもらったり、色んな方々とお会いさせていただき、話を聞いていました。

周りに関しては、2月ごろから始める人が多く、部活をしていることもあってインターンをしている人はほとんどいなかったです。2月から説明会に参加し、8月まで続けていました。業界で絞っている人と広く見ている人どちらもいましたが、多くは自分の行きたい企業に内定をもらっていました。

Q7. 勝田さんご自身の将来像を教えてください。


アルティメットと仕事の両立です。仕事の面では、30歳までにノウハウと経験を積み上げて、最終目標としては、両親の会社を継いで、大きくしたいと考えています。アルティメットについては、【長期的にアルティメットがオリンピックの種目に選ばれて、自分自身がオリンピックに出場すること】です。社会人のアルティメット部では、文化シャッターというチームが現在16連覇しているので、それを倒すことを目標にやりたいと思います。

Q8. 最後に、後輩に向けてメッセージをお願いします!


アルティメットの由来は、走る、投げる、飛ぶ、取るという全ての要素で究極という意味からきています。セルフジャッジを使い、接触も禁止という紳士的なスポーツです。

一番の魅力は、【大学から始めても、日本代表になるチャンスがあり、なることができれば日の丸を背負って戦うことができること】。そういった経験ができるスポーツは他にありません。スタートラインが同じ状態で、9割が大学から始めます。だからこそ、頑張れば伸びる。もっと多くの人にアルティメットという競技を知ってもらえると嬉しいです。

最後に、後輩に向けて一言だけ。

学生時代に、これだけはやったといえる経験をするといいかもしれません。大学4年になれば、ほとんどの人が就職活動を中心とした大学生活を送ることになると思います。就活で壁にぶつかり、悩むこともあるでしょう。ただ、試合や就活の面接など不安があるけど、自分でやらないとどうにもならない状況において、最後の最後で頼りになるのは、自分が積み上げてきた経験と努力だと思っています。そして、その経験と努力は”自信”に変わります。だからこそ、学生時代にこれだけはやったと自信を持って人に語れる経験をするといいと思います。

頑張ってください!応援しています!

勝田竜馬さん!インタビューご協力いただきありがとうございました!


【こちらのインタビュー記事も合わせてどうぞ!】
【上智大学ラグビー部】日本代表の試合(7人制)に帯同した浜野さんに突撃インタビュー!ラグビーを通じて見えてきた自分の将来像とは。

【コラム】優秀だと言われるリーダーに共通する3つのポイント

【Via careerおすすめインターンシップ!】
アウル株式会社:【広告・PR業界】世の中に「話題」を生み出す会社でインターンシップをしませんか?本気で成長したい学生インターンを募集!

カテゴリを絞る